Savines Bridge, フランスのサヴィーヌ=ル=ラックにあるコンクリート製の高架橋
サヴィーヌ橋は、セール=ポンソン湖にかかるコンクリート製の高架橋で、下の水面に合わせて造られた12本の橋脚に支えられています。橋は全長924メートルで11の区間からなり、湖の両岸の集落を行き来する車両の通り道となっています。
技術者のジャン・クルボンは、セール=ポンソン湖を作るために谷が水没する直前の1958年にこの橋を設計しました。1960年に完成すると、フランスで最初のポストテンション式コンクリート橋のひとつとなりました。
この橋の建設は、1958年に公開された映画『少女と川』の撮影と時期を同じくしており、その映画は谷がセール=ポンソン湖へと変わる様子を記録していました。
この橋は水面から約50メートルの高さにあり、国道N94号線の一部で、一般車両の通行に使われています。車で渡ることもできますし、周囲の岸から眺めることもできます。
橋脚は、谷が水没する前に意図的に高く建設され、将来の水位がどこに達するかを見越していました。この先見の明のある建設手法は、人工湖の創設を見越した計画の好例です。
