Prieuré de Froville, フランス、フロヴィルの教会
フロヴィル修道院はクリュニー派の教会で、七つの開間からなるロマネスク様式の身廊が側廊に挟まれ、円柱と角柱が交互に並び、カロリング朝起源の平らな天井を持ちます。当初ロマネスク様式だった聖歌隊席はゴシック時代に方形の聖歌隊席に置き換えられました。教会の右側にはゴシック様式の三葉形開口部で飾られた小さな回廊があります。
1080年に創設されたこの小修道院は、ロレーヌにおけるクリュニー会の最初の拠点の一つでした。トゥール司教ピボンは1091年6月14日、オドウィヌス領主によるクリュニー修道院への寄進を確認し、モワイヤンムーティエ修道院が異議を唱えましたが1111年に退けられました。後陣の再建時にはロマネスク様式の身廊が残され、1519年に回廊の扉に刻まれたフィリベール・ド・フシエール院長の紋章は回廊の再建と結びつけられています。
1997年以降、小修道院では毎年5月から9月にかけて宗教音楽とバロック音楽のフェスティバルが開かれています。身廊の平らな木製天井がこの建物の音響を作り出し、演奏会はロマネスク様式の教会堂そのもので行われます。
ガイド付きツアーは5月から9月まで行われ、修道院の庭園とその希少な植物も含まれます。教会へは村側から入り、小さな回廊は身廊の右側にあります。身廊の床は市松模様の石で、建物周辺の地面は不均一です。
1922年、アメリカの銀行家ジョージ・ブルーメンタールが回廊のゴシック様式の三葉形開口部の大半を買い取り、パリの邸宅に移築させた。1930年に妻フローレンスが亡くなると遺品はニューヨークへ渡り、窓の一部は1938年開館のクロイスターズ美術館に展示されている。小修道院保存協会は現在、大西洋の向こうに保管されたゴシックのリブの石造複製を作るため、アメリカ側の協力を求めている。