Temple de l'Amour, フランス、ヴェルサイユの新古典主義の庭園パビリオン。
愛の神殿は、12本のコリント式円柱が支える格天井のドームと銅製の屋根を持つ円形の石造りのパビリオンです。内部の大理石の床は幾何学模様で飾られ、開いた列柱からはどの方向からも庭園の眺めが楽しめます。
建築家リシャール・ミークは、1778年にプチ・トリアノンの東にある人工島に、ウェスタ神殿のような古代ローマの神殿に触発されてこの大理石の構造物を設計・建設しました。このパビリオンは、より大きな宮殿の敷地内でのプライベートな逃避の場というマリー・アントワネットの構想の中心となりました。
このパビリオンは、王室が古典的な美を好んでいたことを反映しており、客人が庭園のデザインと周囲の風景を鑑賞できる集会所として機能しました。それは、当時の王室領地での生活を定義づけていた洗練された余暇の趣味を体現していました。
建物へは公園内を徒歩で行くのが最適で、庭園の小道は凹凸があることがあるため、丈夫な靴をお勧めします。内部は狭く、ピーク時には混雑することがあるため、早朝や夕方遅くの訪問がより静かに楽しめます。
マリー・アントワネットは、プチ・トリアノンの寝室の窓からこの神殿を直接見ることができました。そのため、この場所に正確に配置されていました。つまり、このパビリオンは単なる庭園の装飾ではなく、王妃自身の日常的な視覚的伴侶だったのです。