Vesunna, フランス、ペリグーのガロ・ローマ時代の遺跡。
ヴェスンナ遺跡には、1世紀のガロ・ローマ時代のドムス(邸宅)の遺構がほぼ完全な状態で展示されており、鮮やかな壁画、細かなモザイク、精巧な建築部材などから、かつての住人の富と地位がうかがえます。
1959年に建設工事中に発見されたこの遺跡は、紀元後1世紀から4世紀まで存在したペトロコレス族の古代の首都の遺構を示しています。床暖房方式や私設浴場などの構造物が含まれています。
壁画や展示品は、ガロ・ローマ時代の貴族の生活様式をよく示しており、フランス南西部のこのアキテーヌ地方で、古代において家庭の装飾や宗教的慣習に地中海世界の芸術的影響があったことを物語っています。
ヴェスンナ美術館はジャン・ヌーヴェル設計で2003年に開館し、遺跡を現代的な構造物で保護しながら、遊歩道から古代の遺構を直接見学したり、考古学的な遺物のコレクションを鑑賞したりできます。
遺跡内の井戸の1つから、保存状態の良い木製ポンプが完全な形で発見されました。これは、ペリグーのこの裕福なガロ・ローマ時代の邸宅の住人が使っていた高度な水技術を示す貴重な証拠です。
