Army thermal hospital, フランス、アメリー=レ=バン=パラルダにあるかつての軍病院
この温泉病院は、モンドニー川のほとりにある6ヘクタールの樹木が茂った公園の周りに、U字型に配置された3つの石灰岩の建物からなる複合施設です。施設には、3つのスイミングプール、9つのシャワールーム、そして高い開口部から自然光が入る複数の治療スペースがあります。
フランス陸軍省は、1847年から1886年の間に、鉱泉水を使った治療を軍人に提供するためにこの温泉治療施設を建設しました。長い建設期間は、その場所が徐々に完全な医療複合施設へと発展したことを示しています。
この建物は、19世紀の軍事的な建設方法を示しており、ドアや窓の周りの石灰岩の壁とレンガの枠組みは、当時のフランス軍が使用したスタイルを反映しています。
建物はガラスの廊下でつながっており、さまざまな治療エリアの間を移動しやすくなっています。高い窓と開口部は自然な空気の循環を提供し、空間全体の治療温度を維持するのに役立ちます。
ガラスの廊下は、冬の間、患者が寒さにさらされることなく治療エリア間を移動できるようにする革新的な解決策でした。この設計は当時としては珍しく、治癒の過程で患者にどれほど細やかな配慮がなされていたかを示しています。