Couvent des Ursulines, Saint-Denis, フランスのセーヌ=サン=ドニにある修道院
ウルスラ会修道院は、1640年からサン=ドニに建つ石造りの建物群で、厚い壁と小さな窓が特徴です。建物は中央の中庭を囲むように配置され、礼拝堂の遺構、17世紀後半の聖母子像のある門、そして当時の木造階段が残されており、現在はすべて保護されています。
この修道院は1628年に設立され、1641年に礼拝堂が完成して現在の形になりました。設計者は建築家フランソワ・マンサールとされています。1792年のフランス革命中に閉鎖された後、倉庫や病院として使われ、その後、個人住宅に分割され、1986年に保護記念物に指定されました。
ウルスラ会の修道女たちは、ここに地域の何世代にもわたる少女や女性たちに奉仕する教育とケアの中心を築きました。残された空間は、修道女たちがどのように教え、祈っていたかを示しており、訪れる人々に当時の宗教生活への理解を深めさせます。
修道院はリュ・デ・ユルシュリーヌにあり、週末にはガイド付きツアーが行われています。各部屋と中庭をじっくり見学するには、十分な時間を計画してください。階段は17世紀のオリジナルで、でこぼこした面や狭い通路があるため、注意が必要です。
1652年のフロンドの乱の際、ルイ14世とその母アンヌ・ドートリッシュ王妃がこの修道院に避難しました。これは、当時のこの場所の重要性を示しています。今日でも、数世紀前に宗教共同体がどのように生活し、活動していたかを知ることができるサン=ドニで数少ない場所の一つです。