Gallo-Roman theatre of Sanxay, フランス、サンセーのガロ・ローマ劇場
サンセーの古代劇場は、ヴォンヌ川の凹岸に築かれた観客施設で、外径88.60メートル、ほぼ円形のオルケストラは直径37.80メートルです。主軸で平均40パーセントの勾配をもつ客席は、岩の上に直接積まれた石灰岩のオプス・ウィッタトゥム式の曲線壁に支えられ、その壁は発掘で見つかった釘が示すように木製の観客席を載せていました。客席は半円を超えて広がり、舞台の背面を閉じる建物はありません。
建設年代は不明で、1世紀半ばから3世紀と推定されています。3世紀から4世紀にかけて、おそらく火災の後に放棄されました。最初の大規模な発掘は、ベルギーの考古学者カミーユ・ド・ラ・クロワによって1881年から1883年にかけて行われ、1882年に遺跡は歴史的記念物に指定されました。
この劇場はガリアにのみ見られ、主に農村の聖域に建てられた混合型ガロ・ローマ建築に属し、その配置は多様な催しを可能にした。北西に開き、ヴォンヌ川対岸の聖域の祭祀建築群、なかでも19世紀に失われたトロスを向いている。オルケストラの縁、客席と向かい合う位置にある高さ1メートルほどの小さな構造物は、祭壇か小神殿の基壇とみられる。
オルケストラは劇場のほぼ真下を流れるヴォンヌ川の平均水位からわずか1メートルの高さにあり、大雨の後には浸水することがあります。客席(カヴェア)の平均勾配は40%、主要な通路は幅4メートルで、一周するには時間に余裕を見てください。遺跡へはエルボール集落から向かいます。
オルケストラには泉が湧くが、発掘調査では水を集める設備は見つかっていない。オルケストラのカヴェアと反対側の縁には高さ1メートルほどの小さな石造物があり、祭壇か小祠の基壇とみられている。