Kerhinet, フランス、サン=リファール、ブリエール地域自然公園内の集落
Kerhinet(ケルネ)はサン=リファール南西部のブリエール湿地帯に位置する小さな集落で、ブリエール地域自然公園に属しています。ライ麦藁または葦で葺かれた茅葺き屋根を持つ石造りの家が約18棟あり、パン焼き窯が2基、井戸、洗い場も残っています。
かつてケルネは布を織り、ブリエールの土地と水から生計を立てる人々が暮らす活気ある村でしたが、20世紀前半に次第に放棄されていきました。1967年以降、この場所は保護対象となり、地域自然公園が1970年代を通じて建物を買い取り修復しました。
毎夏の木曜日には村の中心部でマーケットが開かれ、地元の生産者がはちみつ、シードル、塩、手作り品を販売します。また職人たちが機織りや木工旋盤などの伝統的な技を実演し、かつてこの地域で日常的に行われていた手仕事を間近で見ることができます。
村は年間を通じて開放されており、完全に歩行者専用です。来訪者は入り口の駐車場に車を停め、花が咲き並ぶ小道を歩いて進みます。道は舗装されており、歩行困難な方も利用しやすい設計になっているため、自分のペースで巡ることができます。
村ではバルディク(Baludik)と呼ばれるデジタル宝探しが楽しめます。スマートフォンを使って、この地方の伝説の生き物クラパドス(Krapados)にまつわる謎解きをしながら村を巡ります。この小さな妖精たちはブリエールの口承伝統に登場する存在で、村の散策路に設置された案内板にも描かれています。