Dye 3, グリーンランド南部の研究基地
ダイ3はグリーンランド南部の研究基地で、海抜約2,600メートルに位置し、周囲は完全に氷に覆われています。基地には、下の氷床に約2,000メートル掘削できる掘削装置が備えられていました。
アメリカ空軍は1955年から1960年にかけて、冷戦時代にソビエト航空機を探知するために設計されたレーダーネットワークである遠距離早期警戒線の一部としてダイ3を建設しました。軍事的な必要性が薄れると、この場所は氷と気候の研究に使用する科学チームに引き渡されました。
多くの国の科学者たちがここで協力し、方法や結果を共有して過去の気候の記録をまとめ上げました。この遠隔地での協力的な精神は、世界中の研究者が気候科学に取り組む方法に影響を与える発見を生み出しました。
この基地に到達するには慎重な計画が必要です。地球上で最も遠隔地の一つにあり、年間を通じて厳しい気象条件です。通常、アクセスは研究者や許可された担当者に限定されており、個人での訪問はできません。
ここで採取された氷床コアを調べた科学者たちは、氷の中に保存された古代の針葉樹や昆虫の痕跡を発見しました。これらの遺跡は、人類が記録を始めるずっと前に、グリーンランドがはるかに温暖な気候であったことを示しています。