ロヴィーサ原子力発電所, フィンランドのロヴィーサにある原子力発電所
ロヴィーサ原子力発電所は、フィンランド南東海岸の町ロヴィーサにある発電施設です。VVER-440型原子炉を2基備え、それぞれ約507メガワットの電力を生産し、合わせてフィンランドの電力需要の約10パーセントを供給しています。
この発電所は1970年代に建設され、最初の原子炉は1977年に運転を開始し、その後すぐに2基目の原子炉も運転を開始しました。これにより、フィンランド初の原子力発電所となり、西洋とソ連の技術が単一のサイトで協力して働く初期の例となりました。
この発電所は地元住民から安定した雇用主であり、エネルギー供給の重要な一部と見なされています。また、フィンランドが原子力を責任を持って安全に使用するという姿勢の象徴でもあります。
この発電所は一般に定期的には公開されていませんが、興味のある訪問者向けに時折ガイド付きツアーが手配されることがあります。敷地内のビジターセンターでは、原子力発電の仕組みを説明する模型やビデオが展示されており、施設の運営についての理解を深めることができます。
この施設は西洋とソ連の技術の珍しい組み合わせで建設され、そのため地元では「イースティングハウス」というニックネームが付けられました。さらに、1つの原子炉の圧力容器は、中性子放射による脆化を減らし、施設の運転寿命を延ばすために、1990年代に特別な熱処理を受けました。