Asseria, ザダル県にあるローマ時代の丘の上の要塞と軍事的集落
アッセリアは、クロアチアの戦略的な丘の上に築かれた古代ローマの要塞集落です。遺跡には、大きな石のブロックで造られた防御壁と、敷地内に散在する構造物の断片が残っており、軍事拠点としての役割を物語っています。
この集落はリブルニア人の中心地として始まり、紀元1世紀にローマの軍事拠点へと変わりました。ローマは後にこの地に特別な免税特権を与え、帝国にとっての戦略的重要性を反映しました。
この遺跡には、リブルニア人の葬礼記念碑であるキプスが展示されており、地元の石彫りの伝統とローマの彫刻技法が組み合わされています。これらの構造物は、この場所で二つの文化が共存し、互いに影響を与え合ったことを示しています。
遺跡内は歩道が整備されており、考古学的遺物を巡りながら見学できます。ベンコヴァツ遺産博物館の案内板が、見どころの解説や道案内に役立ちます。
帝国の訪問中に113年に建てられた凱旋門が、今も元の防御壁の中に立っています。この記念碑は、ローマ自身がこの地の重要性を認め、そのような印を残したという珍しい例です。