Temple of Jupiter, Split, クロアチア、スプリトのローマ神殿
ユピテル神殿はディオクレティアヌス宮殿内にあるローマ時代の聖堂で、アーチ型の石造天井を特徴としています。内部には、神々や神話上の人物の像が彫られた装飾的な出入り口と壁面があります。
この聖堂は、西暦295年から305年の間に皇帝の宮殿複合体の一部として建てられました。6世紀までにキリスト教の洗礼堂に転用され、その宗教的目的は根本的に変わりました。
この神殿は、ローマとその後のキリスト教の要素が混ざり合い、空間が時間とともにどのように進化してきたかを示しています。スプリトの住民にとって、この建物は彼らの多層的な宗教的・芸術的過去とのつながりを表しています。
入口は宮殿の西側、ペリスタイル広場の近くにあり、徒歩で簡単にアクセスできます。入場料がかかり、通常は昼間の時間帯に開放されています。
入口にはエジプトから来た黒い花崗岩のスフィンクスが立っており、ローマの拡大時代の名残です。内部には、11世紀の祭壇衝立の破片から作られた洗礼盤があり、初期中世の職人がローマ時代の材料を再利用したことを示しています。