フェルテーラーコシュ神殿, ハンガリー、フェルトーラコシュにあるローマ神殿
フェルトーラコシュ・ミトラエウムは、台形の平面図と石造りのヴォールト天井を持つ地下神殿です。南側と東側の壁は岩盤を直接彫り抜いたもので、他の側面は石積みで築かれています。
ハンガリー人の石工、ジェルジ・マレシツが1866年に採石場で働いているときにこの神殿を発見しました。その後すぐに行われた最初の考古学発掘は、地元の役人が後援しました。
3つの祭壇の碑文には、ここで奉納を行ったローマの兵士や役人の名前が記されています。これらの奉納は、この辺境地域の日常生活にミトラ信仰が織り込まれていたことを示しています。
アクセスには、地下約80センチの位置にある主室へ4段の階段を下りる必要があります。天井が低く照明が暗いため、歩きやすい靴の着用が推奨されます。
台形の形状はローマ神殿としては珍しく、採石場の自然な岩盤の形状に適応した結果です。宗教的な設計の理想と景観の制約の間のこの妥協は、実際的な関心事が神聖な空間をどのように形作ったかを示しています。