Pauline monastery of Szentlélek, ハンガリー、ビュック山地の修道院跡
セントレレクのパウロ会修道院は、ハンガリーのミシュコルツ近郊、ビュック山地にある中世の修道院跡です。今も立つ石壁にはゴシック様式の細部が見られ、教会と居住区からなる複合施設の平面図は、その場で読み取ることができます。
この修道院は、パウロ会がハンガリーに根付いた直後の13世紀半ばに設立されました。16世紀にこの地域を襲った紛争で破壊され、再建されることはありませんでした。
「セントレレク」という名前はハンガリー語で「聖霊」を意味し、この場所がかつて持っていた精神的意義を示唆しています。今日、この場所にたどり着いた訪問者は、しばしば石壁の中で静かに立ち止まり、宗教的な活動よりも森の環境に引き寄せられます。
廃墟には、樹木に覆われた山道を徒歩でしか行けません。丈夫な靴を履くのが良いでしょう。雨の後は道が滑りやすく、帰りの徒歩にも十分な時間を取る価値があります。
1974年の発掘調査で、修道士たちが使っていた日常品、土器の破片や道具が瓦礫の下から見つかりました。これらの発見は、文書資料だけでは得られなかった、辺境の中世共同体の日常生活を垣間見せてくれます。