Municipium Aelium Salla, ハンガリーのザラレーヴェーにあるローマ時代の集落の遺跡
ムニキピウム・アエリウム・サッラはローマ時代の集落の遺跡で、遺跡にはザラ川の北岸に沿って建物の基礎、通り、防御施設の跡が見られます。敷地は広い範囲に及び、現在も発掘調査が続けられており、元の町の配置や構造が明らかになりつつあります。
この集落は、西暦124年頃に皇帝ハドリアヌスによって創設され、自治都市の地位を与えられました。それにより、ローマ属州における重要な行政の中心地となりました。この遺跡は後の世紀に徐々に放棄されましたが、その存在期間の多くを通じて重要な役割を果たし続けたことを証拠が示しています。
遺跡の博物館には、ローマ時代の集落での日常生活で使われていた品々が展示されています。土器、硬貨、家庭用の道具などがあり、当時の人々が実際にどのように暮らし、働いていたかを示しています。これらの品々は、かつてローマ属州で活気のあった共同体に人間味を与えてくれます。
この遺跡は一年中訪れることができますが、ガイドツアーは主に暖かい季節に開催されます。敷地が広いので、歩きやすい靴を履いて、各部分を見学する時間を十分に取ってください。
発掘調査により、ローマ軍の駐屯の証拠が明らかになっています。後に成立した市民の市街地に先立って軍営地が存在し、この場所が最初に戦略的な前哨基地として使われていたことを示しています。この二段階の発展は、ローマが市民の集落を築く前にしばしば防御陣地を設けたことを物語っています。