Cantwell Fada, アイルランド、キルケニー県にある墓碑彫刻
キャントウェル・ファダは、キルフェイン教会にある中世の墓碑彫刻で、一枚の石灰岩から作られています。作品は、鎖かたびらを身に着けた完全な戦闘装備の騎士の姿を、表面全体に細かく彫り出しています。
この像は、1319年に死去するまでこの地域を支配していたカンブロ・ノルマン人の領主、トーマス・ド・キャントウェルを称えて、1330年頃に制作されました。彼の死から数年後に作られたこの作品は、かつて権力を持った家族がアイルランドのこの地域に存在していた証となっています。
この石には、キャントウェル家とその地域での地位を表す盾を手にした騎士が描かれています。紋章とその細部は、中世の裕福で影響力のある家族のことを物語っています。
彫刻は教会の廃墟の中にあり、近くの駐車場から小道を通って行くことができます。地面がでこぼこしていて、教会は風雨にさらされているため、丈夫な靴を履くことをお勧めします。
脚を組んだ姿勢は、十字軍との関連について長い議論を引き起こしましたが、現在の専門家はこれを当時の様式的な選択と見なしています。この体の姿勢は、他の中世の墓彫刻にもさまざまな形で見られます。