エレファンタ石窟群, ムンバイ近海のエレファンタ島にある石窟寺院
エレファンタ石窟群は、インド本土から船でアクセスできる、マハラシュトラ州ムンバイ港の島にある岩を掘り抜いた寺院群です。この場所は森林に覆われた丘陵の斜面に沿って複数のレベルに広がり、7つの独立した部屋で構成されています。最も大きな部屋には、巨大な石柱に支えられた広いホール、脇室、そして神々や神話の場面を描いた大規模なレリーフがあります。
石窟は5世紀から8世紀の間に、ヒンドゥー教を支援した地元の支配者たちによって掘られ、自然の岩の中に宗教的な場所を造るために石工技術を用いました。16世紀にポルトガルの船乗りたちが島に到着し、大きな象の石像にちなんで現在の名前を付け、古い地元の呼称に取って代わりました。
地元や海外からの巡礼者たちが一年を通じて寺院を訪れ、多くの人が彫刻の前で小さな油灯を灯したり、花を捧げたりします。モンスーン期の特定の日には宗教的な活動が休止されますが、シーズン外にはより静かになり、訪問者はより静寂の中で彫刻を観察することができます。
島へはムンバイのインド門からフェリーで約1時間です。石窟までの上りは、日陰の森の小道を約120段の階段を登ります。湿度が高く、島の施設は限られているため、歩きやすい靴を履き、十分な水を持参してください。
この場所には、モンスーン期に洞窟から雨水を排水する水路システムがあり、彫刻が水に浸かるのを防いでいます。いくつかの壁にはまだ赤い顔料の跡が見られ、レリーフがかつては裸の石ではなく色で塗られていたことを示しています。