チャールミナール, インド、ハイデラバードのイスラム建築記念碑兼モスク
チャールミナールはインドのハイデラバード旧市街中心部にあるイスラム建築の記念碑兼モスクで、四つの主要道路が交わる地点に建てられています。四本の細いミナレットが幅広いアーチの上にそびえ、開放的な回廊でつながれており、花崗岩と石灰モルタルで造られています。
ムハンマド・クリー・クトゥブ・シャーは1591年、新しい首都ハイデラバードの建設を記念してこの建物を建てました。地元の伝承によれば、その建設はこの地域を襲ったペストの終息をも祝うものだったとされています。
チャールミナールの上層階は今も礼拝に使われており、下の通りにはバングル、香水、スパイスを売る露店が並んでいます。礼拝者と買い物客が同じ通路を行き交い、宗教と商業が日常の中で自然に混ざり合っています。
上層階へのアクセスは狭くて急な階段を使う必要があるため、移動に制限のある方には難しい場合があります。早朝は混雑が少なく、外観を見学するには光の具合も良い時間帯です。
記念碑の上部には古いコーランの写本を所蔵する小さな図書館があり、通常は一般公開されていません。そこへ続くらせん階段は149段あり、あまりに狭いため一度に一人しか通れません。