Porta San Tommaso, イタリアのトレヴィーゾにある市門
ポルタ・サン・トンマーゾはトレヴィーゾの北側の入口門で、中央アーチの両側にラテン語の碑文がある頑丈な石造りが特徴です。構造はルネサンス様式の典型的な要素を示し、歩行者や荷車が通るための大きなアーチ型の開口部があります。
パオロ・ナーニは1500年代初頭にこの門を設計し、建設はベルガモ出身のグリエルモ・ダルツァーノが行いました。この計画はヴェネツィア統治時代に生まれ、当時の都市拡張と要塞化の取り組みを反映しています。
この門には2つの異なる碑文があります。外側には田舎の住民向けのヴェネト方言、内側には都市の貴族向けのラテン語が刻まれています。この二重のメッセージは、毎日そこを通過する異なる人々を反映していました。
この門へは、トレヴィーゾの歴史的中心部を囲む中世の城壁に沿って行くことができます。アクセスは簡単で、城壁に沿って歩くと旧市街を巡る楽しいコースになります。
この門はヴェネツィア当局によってカンタベリーの聖トマスに捧げられましたが、建築家パオロ・ナーニの個人的な選択により、門の頂上には聖パウロの像が立っています。この予想外の奉献は、この記念碑を地元の歴史の興味深い謎にしています。