カーヴェ, イタリアの首都ローマ首都圏にあるコムーネ。
カーヴェはローマ首都圏にあるコムーネで、首都の南東、ラーツィオのなだらかな丘の上に位置します。町には石造りの建物と狭い路地が続くコンパクトな旧市街があり、小さな中央広場からは周囲の田園風景が一望できます。
この集落は998年に初めて記録され、長い間この地域で最も有力な一族の一つであるコロンナ家の支配下にありました。1526年、教皇クレメンス7世がこの町への軍事攻撃を命じ、町は当時の主要な政治的紛争に巻き込まれました。
カーヴェでは、4月27日のマドンナ・デル・カンポと8月10日の聖ロレンツォの2つの守護聖人を祝います。この日には行列が街を埋め尽くし、地域全体が一つになります。この時期に訪れると、このローマの丘陵地帯で信仰と日常生活が密接に結びついている様子を実感できます。
旧市街は徒歩で簡単に回れますが、小道には石畳や凹凸があるため、歩きやすい靴をおすすめします。丘陵地帯は天候が急変することがあるので、季節を問わず重ね着が賢明です。
この町の名前は、中世ラテン語のCavarum Terra(採石場の土地という意味)に由来し、凝灰岩や火山岩が採掘された場所を指しています。この地域の建材の多くはこれらの採石場から得られ、同じ石は今でも周辺の古い建物の壁に見ることができます。