スピーニ・フェローニ宮殿, イタリア、フィレンツェの宮殿
パラッツォ・スピーニ・フェローニは、フィレンツェのサンタ・トリニタ広場の角に市街地の一区画全体を占める中世の石造りの宮殿です。ゴシック様式で建てられ、高いアーチ、頑丈なコーニス、屋根の線に沿った胸壁があります。
建設は1289年に始まり、商人ジェリ・スピーニがフィレンツェでこれまでに建てられた最大の個人住宅の一つとなるものを発注しました。この建物は何世紀にもわたって何度か所有者が変わり、20世紀にフェラガモ家が引き継ぎました。
内部の礼拝堂には、1600年代のフレスコ画が残っており、金箔の漆喰の枠に囲まれた音楽家や羊飼いたちとともに楽園が描かれています。これらの絵画は、建物内部で今日でも見ることができる数少ない装飾の一つです。
ゴシック様式の外観は、サンタ・トリニタ広場から見るのが最適です。後ろに下がってファサードの全長を眺めることができます。1階には一般公開されている博物館があり、内部の一部を見学できます。
宮殿の深い地下には、ベアトリーチェの井戸として知られる古代の井戸があり、詩人ダンテが古いサンタ・トリニタ橋の近くでベアトリーチェ・ポルティナーリを初めて見た場所を示すと言われています。この地下の詳細は、建物をイタリア文学で最も有名な恋愛物語の一つに結び付けています。