Castle Wolkenstein, イタリア南チロルのドロミテ山地にある城跡
ヴォルケンシュタイン城は、イタリアの南チロル、ドロミテ山地の中心部、ヴァルンガ渓谷の上の岩だらけの突起に立つ中世の廃墟です。南側の壁と前庭がまだ残っており、当初の構造がどのように配置されていたかをはっきりと示しています。
ヴォルケンシュタイン家は、近くのアルプスの峠を見張るために、13世紀後半にこの要塞を建設させました。15世紀にはヴェネツィア人の襲撃で構造物が損傷し、その後完全に修復されることはありませんでした。
中世の詩人であり作曲家でもあるオズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタインは、ここに住み、この壁の中で多くの歌曲を書きました。彼の名前はこの場所と強く結びついており、城自体が彼の家名を冠しています。
城への道は、ヴァルンガ渓谷のカラビニエリ訓練センターの近くから始まり、そこから急に上ります。雨や雪の後は地面が滑りやすくなるため、しっかりした靴が重要です。
この廃墟はプエツ=オドレ自然公園のすぐ端に位置しているため、歩いて登る途中も、上の峰々と同じ地質によって形作られた景観を通ります。古い道の一部は、城が使われていた時代から続くルートをたどっていると考えられており、アプローチ自体が歴史の一部となっています。