Biblioteca Marucelliana, イタリア、フィレンツェ歴史的中心部にある州立公共図書館および公文書館。
ビブリオテカ・マルチェッリ(Biblioteca Marucelliana)は、フィレンツェの歴史的中心部、ヴィア・カミッロ・カヴールにある州立の公共図書館兼公文書館です。所蔵は印刷本、写本、素描、版画、歴史的な新聞に及び、トスカーナ州の主要な保存図書館の一つとなっています。
フランチェスコ・マルチェッリは私蔵コレクションをフィレンツェ市に遺贈し、図書館は1752年に一般公開されました。1776年には、解散したイエズス会機関から書籍や資料が移管され、所蔵が大幅に増加しました。
「マルチェッリ」という名前は、創設者フランチェスコ・マルチェッリに直接由来しています。彼は、社会的地位に関係なく誰でも利用できるようにという条件で、自身のコレクションを市に残しました。この開かれた精神は現在もなお、学者も好奇心旺盛な訪問者も同様に歓迎するという、この場所の使い方に反映されています。
図書館はカミッロ・カヴール通りにあり、大聖堂から徒歩ですぐの距離にあるため、市内中心部の観光に自然に組み込めます。また、研究・公文書機関としての機能も持つため、事前に利用条件を確認しておくことをお勧めします。一部のエリアは事前の許可が必要な場合があります。
コレクションの中でもあまり知られていない品の一つに、1699年にヴェネツィアの宇宙誌学者ヴィンチェンツォ・コロネッリが製作した2つの地球儀があります。一つは天球儀、もう一つは地球儀です。コロネッリは王宮向けの大きな装飾地球儀を製作することでヨーロッパ中で有名で、この2つはイタリアの図書館に所蔵される数少ない現存例です。