ヒメラ, イタリアのテルミニ・イメレーゼにある考古学公園。
ヒメラはシチリア島北部の海岸にある古代ギリシャの集落で、遺跡には神殿の基壇、城壁、住宅地区の跡が複数のレベルにわたって残っています。遺跡は地中海に近く、発掘で見つかった遺物を展示する2つの博物館があります。
この集落は紀元前648年頃にギリシャ人の入植者によって築かれ、豊かな沿岸の共同体として発展しました。紀元前409年、大規模な軍事衝突の際にカルタゴ軍によって陥落し、その都市の歴史は終わりを迎えました。
この遺跡では、発掘で見つかった陶器、日用品、宗教的な品々を通して、ギリシャ人の入植者たちの暮らしがうかがえます。これらの発見は、この海岸に家を構えた家族たちの日常のリズムを示しています。
遺跡内は、各遺構と2つの博物館をつなぐ通路が整備されており、簡単に巡ることができます。地面は不均一で、小道が段々の地形を曲がりくねって進むので、歩きやすい靴をおすすめします。
この遺跡には、カルタゴ軍との戦争で亡くなった兵士と馬の遺体が納められた集団墓地があります。これらの異なる時代の埋葬は、この集落の歴史を形作った軍事的な争いについて貴重な洞察を与えてくれます。