Lago di Ancipa, シチリアの湖
アンチパ湖(サルトリ湖とも呼ばれる)は、ネブロディ山脈にある人造湖で、トロイナ川の谷をせき止めて作られました。水面は海抜約950メートルにあり、周囲は混交林と起伏のある丘に囲まれ、広大で静かな水面が空と周囲の景色を映し出しています。
この湖は1949年から1953年にかけて、高さ110メートルを超えるコンクリートダムの建設によって作られました。当時、イタリアでこの種の構造物としては最大級のものでした。それ以来、この貯水池は地域の水系統に欠かせない存在となり、シチリア中央部のいくつかの町に飲料水と灌漑用水を供給しています。
湖の名前は、湖に流れ込むトロイナ川に由来しています。周辺地域はネブロディ公園の一部であり、地元のコミュニティが何世代にもわたってこれらの山々や森林の中で暮らしてきました。
湖は一年中無料で訪れることができ、湖の周りやダムまで歩くための広い道があります。訪問者は適切な服装を用意し、山の変わりやすい天候に備える必要があります。特に標高の高い場所では冬に雪が降ることがあります。
ダム構造は、全長約253メートルにわたる9つの連結セクションで構成されており、戦後の主要な工学上の成果を示しています。この貯水池は約2,800万立方メートルの水を蓄えることができ、シチリアの山々における水管理の印象的な例となっています。