ラッツァレット・ヌオーヴォ島, イタリア、ヴェネツィア潟の小島
ラッツァレット・ヌオーヴォは、ヴェネツィアの市街地から北東に約3キロメートルの場所にある、ヴェネツィア潟の小さな島で、さまざまな時代の建造物が残っています。敷地はおよそ9ヘクタールで、防御壁、大きな倉庫の建物、19世紀の要塞、そして古い木々と湿地の植物に囲まれた開けた草地があります。
この島には青銅器時代から人が住んでおり、1468年にヴェネツィアが南の港から来る病気のリスクを伴う船のための検疫所として建設しました。18世紀になるとその役割は軍事防衛に変わり、1975年まで軍の使用が続き、その後1977年以降文化遺産としての修復が始まりました。
この名前は、アラビア語起源の検疫所を意味するイタリア語に由来します。この島は、健康と安全がヴェネツィアにとってどれほど重要だったかを反映しており、その価値観は今日でも人々がこの場所を理解し体験する方法を形作っています。
島へは、Fondamenta Nuoveからヴァポレット13系統で行くことができますが、その停留所はリクエスト制なので、事前に運転手に伝える必要があります。ガイド付きツアーは4月から10月まで開催され、約75分間、この場所の歴史、建物、自然の特徴に焦点を当てています。
主要な建物であるグレート・テゾンは14世紀に建てられ、長さは100メートル以上あり、アルセナーレに次いでヴェネツィアで最も大きな公共建築の一つです。その壁には、商人や警備員が残した古い絵や落書きが描かれており、何世紀にもわたる日常生活の個人的な記録となっています。