モルガンティナ, イタリア、シチリア島アイドーネの考古遺跡
モルガンティーナは、シチリア島にある、二つの丘に広がる発掘された古代の集落です。ギリシャ劇場、神殿、住宅地区、中央市場が異なる高さに配置されています。発掘された遺構からは、およそ2000年前の街路の配置、家屋の配置、公共建築物が当時のまま明らかになっています。
この地域はもともとモルゲテス人が住んでいましたが、後にヘレニズム時代にシラクサの支配下で重要なギリシャ都市に発展しました。この集落は交易で繁栄しましたが、ローマがこの地域を征服した後に最終的に放棄されました。
この遺跡はデメテル崇拝に捧げられていました。発掘で家庭や聖所から数多くの小像や奉納物が発見されており、この女神への信仰が住民の日々の精神生活に深く根ざしていたことを示しています。
この遺跡は広大で、全エリアを回るにはおよそ2〜3時間かかります。一部の道はでこぼこした地形を通ります。丈夫な靴と水を持参することをお勧めします。特に日差しの強い日は、日陰が限られているためです。
紀元前5世紀から2世紀にかけて鋳造された何千もの硬貨が市内のあちこちで発見され、交易路と政治的同盟関係が記録されています。これらの発見は、この都市が長期間にわたって経済的に活動し続けたことも示しています。