Milan amphitheatre, イタリア、ミラノのローマ円形闘技場
ミラノ円形闘技場は楕円形のローマのアリーナで、元の基礎壁が市内の考古学公園内に今も見えます。建物は中央の演技場と、それを囲む観客席の段からなり、多くの観客を収容できました。
この円形闘技場は、メディオラヌムが西ローマ帝国の主要な首都となった2世紀から3世紀にかけて建てられました。その建設は、この拡大する都市においてローマが公共の娯楽と市民空間をいかに重要視していたかを示しています。
この円形闘技場では剣闘士の戦いや公開の見せ物が催されましたが、4世紀にキリスト教が広まるにつれて次第に行われなくなりました。この場所は、古代ミラノの一般の人々が娯楽や地域の集まりを体験する中心的な場でした。
遺構は市内の考古学公園内にあり、訪問者は歩いて元の基礎を見学できます。公園には案内板があり、保存された構造やその歴史的背景を理解するのに役立ちます。
発掘調査により、地下のヒュポゲウム(地下回廊)が明らかになり、そこには公演の準備や進行を舞台裏で行うための2つの回廊がありました。この地下設備は、ローマ人が複雑な見せ物を組織するために用いた工学技術を示しています。