ピザーニ・モレッタ宮, ベネチアのサン・ポーロ地区にある大運河沿いのゴシック様式の宮殿
パラッツォ・ピザーニ・モレッタは、ヴェネツィアのサン・ポーロ地区で大運河に面した15世紀のゴシック様式の宮殿です。2つの主要な階には、白い石で縁取られた尖頭アーチの窓が並び、内部にはバロック様式の天井画とフレスコ画があります。
ベンボ家は15世紀後半にこの宮殿を建て、1629年にはピザーニ家の一つの分家が所有権を得ました。18世紀には、ピザーニ家がティエポロやピットーニなどの画家に天井の装飾を依頼し、部屋は現在のバロック様式の外観になりました。
大運河に面したファサードは、市内で最も写真に撮られるヴェネツィア・ゴシック様式の例の一つです。船で通りかかる訪問者は、2つの主要な階に開いた尖頭アーチの窓の二重の列にすぐに気づきます。
この宮殿は公共の美術館としては公開されておらず、通常はプライベートイベントや事前予約でのみ見学が可能です。特にカーニバルシーズンは需要が高まるため、事前に連絡を取ることをお勧めします。
18世紀、この宮殿では外交上のレセプションが開催され、神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世が偽名でヴェネツィアを訪れた際の訪問も含まれていました。今日では、カーニバルの期間中に毎年開催される仮面舞踏会「イル・バッロ・デル・ドージェ」の会場としてよく知られています。