San Lorenzo in Miranda, ローマのフォロ・ロマーノにあるバロック様式の教会
サン・ロレンツォ・イン・ミランダ教会は、古代のアントニヌスとファウスティナ神殿の中に建てられたバロック様式の教会で、構造にはオリジナルのローマ時代の柱が10本残っています。内部は単身廊で、両側に3つずつ礼拝堂があり、ピエトロ・ダ・コルトーナとドメニキーノの絵画で飾られています。
元老院は、西暦141年にこの神殿をアントニヌス・ピウス皇帝とその妻ファウスティナに捧げました。中世にはこの建物は教会に転用され、バロック様式の増築が加えられていきました。
薬剤師と薬草商の組合は、1429年に教皇マルティヌス5世からこの教会を譲り受け、製薬の知識と実践の中心地としました。
この教会はローマのフォロ・ロマーノの主要エリアにあり、古代遺跡の中から直接アクセスできます。建物はコンパクトなため見学時間は短めですが、絵画を鑑賞したり、古代の神殿の柱がバロック建築にどのように組み込まれているかを観察する時間を確保してください。
複合施設内にある製薬芸術博物館には、古代の薬局道具やさまざまな時代の伝統的な薬用容器が展示されています。このコレクションは、この場所で何世紀にもわたって医学と治療の知識がどのように実践され、保存されてきたかを物語っています。