Colle Croce di Ferro, イタリア、ウゼーリオの山岳峠
クローチェ・ディ・フェッロ峠は、標高2546メートルの山岳峠で、石畳の道と開けた高山の牧草地を通ってヴィウ渓谷とスーサ渓谷を結んでいます。このルートは標識のある小道に沿って進み、晴れた日には周囲の尾根や谷を広く見渡せます。
この峠は第二次世界大戦中、イタリア軍がこの地域の山岳ルートを要塞化した際に、軍事防衛システムの一部となりました。マルチャウッシアからの古いラバ道は改良され、より広範な山岳要塞と補給路のネットワークに接続されました。
峠にその名を与えた鉄の十字架は、この高い峠を渡る旅行者を導く目印として立っています。地元の牧民はここで高山の牧草地に家畜を放牧しており、この牧畜の利用は何世代にもわたって景観を形作ってきました。
マルチャウッシア湖からの登りは、白と赤の標識のある小道で約3時間かかります。峠にはカパンナ・ソチャーレ・アウレリオ・ラヴェット山小屋があり、休息が必要な人に年間を通じて宿泊と食事を提供しています。
かつての軍の兵舎は、戦後に山で亡くなった登山家の名前にちなんで名付けられた公共の山小屋に改装されました。この建物は鉄の十字架のそばに立ち、峠の戦時中の役割を目に見える形で思い出させます。