Hermitage of San Giovanni all'Orfento, イタリア、カラマーニコ・テルメの修道院
この修道院は、マイエッラ国立公園内のオルフェント渓谷を見下ろす崖面に彫り込まれた複合施設です。石壁を持ついくつかの部屋で構成され、礼拝堂として使われるヴォールト天井の部屋や、生活に使われた様々な部屋があります。
この場所は、隠遁を求める宗教共同体の避難所として発展しました。特筆すべき住人として、後に重要な教会人物となるピエトロ・ダ・モローネが、そこで形成期の年月を過ごしました。
名前は洗礼者聖ヨハネと、修道院が建つ人里離れた谷に由来します。今日の訪問者は、個人的な品を置く壁のくぼみから祈りのための共有スペースまで、修道生活を反映した機能的な空間を観察することができます。
訪れるには、カラマーニコ・テルメ観光案内所から事前の許可が必要です。そこへの道は急で、岩に刻まれた階段を登る必要があるため、適切な靴を履き、ある程度の体力が必要です。
この構造には、雨水を岩に彫られた水路に通す、驚くほど巧妙な水システムがあります。この工学上の成果は、何世紀も前の住民が自然環境を利用して最も基本的なニーズを満たしていたことを示しています。