Chiesa di San Tommaso Becket, イタリアのカラマーニコ・テルメにあるロマネスク様式の教会
サン・トンマーゾ・ベケット教会は、イタリア中部アブルッツォ州カラマーニコ・テルメにあるロマネスク様式の教会で、13世紀初めに建てられました。ファサードは天然のピンク色の石でできており、中央の玄関にはキリストと十二使徒を表す高浮き彫りがあります。
この教会は、トマス・ベケットが1173年に列聖された直後に建てられ、建設中は教皇の保護を受けました。その設立は、ノルマン時代にアブルッツォ地方でロマネスク様式の建物が建てられた流れに沿ったものです。
この教会は、1170年に殺害され、すぐに聖人とされたカンタベリー大司教トマス・ベケットに捧げられています。彼の列聖後すぐに、イタリア南部の各地に彼の名を冠した教会が現れました。これは、彼の崇敬が中世ヨーロッパに急速に広まったことを反映しています。
教会はマジェッラ国立公園内の小さな山間の町カラマーニコ・テルメの中心部にあり、町の中心から徒歩で簡単にアクセスできます。現在も使われている礼拝所であるため、内部を自由に見学するには礼拝時間外に訪れるのが最適です。
教会の地下には、古代の井戸がある地下室があります。これは、キリスト教の建物が建てられるずっと前から、この場所が神聖視されていたことを示唆しています。このような水源は、古い礼拝所を引き継ぐために中世の教会に意図的に取り入れられることがよくありました。