Eremo di San Marco, アスコリ・ピチェーノ(イタリア)のロマネスク様式の修道院
サン・マルコ修道院は、アスコリ・ピチェーノ近くのサン・マルコの丘の岩肌に建つロマネスク様式の修道院で、自然の洞窟とトラバーチン石のブロックが組み合わされています。岩自体が壁や天井の一部を形成しており、自然の丘陵と構築物の境界がしばしば見分けがつきません。
シトー会の修道士たちは、13世紀にこの修道院を、下の町から離れた隠遁の場所として設立しました。1387年、スガリリア家が支配権を握り、建物を教会に改築し、空間の目的を変えました。
修道院の内部には、祈りの場として使われていた頃の古いフレスコ画が今も壁に見られます。岩に彫られたスガリリア家の墓は、宗教生活と私生活がかつてこの場所と密接に結びついていたことを示しています。
修道院へは、丘のふもとにあるレストランエリアの近くから始まり、赤と白の標識で示された、森を通るマークされた小道で到達します。道は急なので、しっかりした靴と登るための十分な時間を計画する価値があります。
修道院の壁からは、石の隙間に根を張ったアジアンタム(ホウライシダ)が直接生えています。岩肌に切り込まれた窓からは、トロント渓谷とはるか下のアスコリ・ピチェーノの屋根が広がって見え、内部の低い天井の後には驚きがあります。