Lago Nero, ピストイア県の山岳湖
ラーゴ・ネーロは、トスカーナ・アペニン山脈にある山岳湖で、ピストイア県の海抜約1730メートルに位置しています。湖は、急な樹木に覆われた斜面と、水面近くまで落ち込む露出した岩肌に囲まれた自然の窪地にあります。
この湖は最終氷期の終わりに形成されました。氷河が岩に窪みを彫り、やがて融解水で満たされる盆地を残しました。周囲の景観には、氷のゆっくりとした動きによってできた、丸みを帯びた削られた輪郭が今も見られます。
ラーゴ・ネーロという名前は、イタリア語で単に「黒い湖」を意味し、岸から見た水の暗さを指しています。この効果は、曇りの日や早朝、周囲の峰々が湖面に長い影を落とすときに特に顕著です。
湖へは徒歩でしか行けず、ハイキングコースをたどることになります。そのため、丈夫な靴がおすすめです。地形は急で、雨の後は滑りやすくなります。山の天気は変わりやすいので、出かける前に状況を確認する価値があります。
小さな湖ですが、特定の場所では水深が数メートルに達することがあり、それが上から見た水の暗い外観に寄与しています。このため、トスカーナ・アペニン山脈では数少ない本物の深い氷河湖の一つとなっています。