San Lazzaro, イタリア、チェルタルドにあるロマネスク様式の教会
サン・ラッザーロはチェルタルドにあるロマネスク様式の教会で、厚い石壁、丸いアーチ、頑丈な柱が中世の宗教建築の典型的な特徴を示しています。内部は簡素に配置され、建設当時の職人の技を感じさせます。
サン・ラッツァーロは10世紀の文書にフィレンツェ司教へ貢納する教会として記され、987年のパッシニャーノ修道院文書ではサン・レオナルドと呼ばれていた。1202年のセミフォンテ降伏の際、その信徒集団はチェルタルド共同体に属するとされ、12世紀後半からチェルタルド伯領に属し後にフィレンツェ司教の管理下に入ったと推測される。1363年には近隣のサンタ・マリア・ノヴェッラ城を領するジャンフィリアッツィ家の持参財とされ、1954年までその支配下にあった。
この聖堂は何世紀にもわたりチェルタルドのコミュニティ生活の中心として機能し、礼拝の場であるだけでなく、人々が集まり地域の事柄について話し合う集会所としても役立っていました。
この教区教会はチェルタルド郊外のルカルド集落にあり、ヴォルテッラーナ街道南支線沿いに位置します。チェルタルドの中世中心部から徒歩ではなく、田舎道を経由して訪れます。外周壁には開口部がなく、光は高窓からだけ入るため、内部は午前中が最も暗くなります。
1950年代の修復作業で再発見された地下聖堂は、復元されませんでした。同じ作業で漆喰とバロック様式の追加物がすべて取り除かれ、教会はロマネスク様式の外観を取り戻し、柱の14世紀のフレスコ画も明らかになりました。