Temple of Juno Sospita, イタリア、ローマ中心部の遺跡
ユノ・ソスピタ神殿はパラティーノの丘にある遺跡で、アウグストゥス時代に建てられた基礎と壁の遺構が見られます。遺跡には、その時代のローマ建築に典型的なオプス・レティクラタムという組積造の技法がはっきりと示されています。
この神殿はもともと紀元前4世紀に建てられ、ハドリアヌス帝の治世中に大規模な修復が行われました。これらの修復により、ローマの支配者たちが古代の聖域を更新して、ローマの伝統との結びつきを示した様子がうかがえます。
この神殿は、女性と出産を守る神としてローマ人が崇拝したユノ・ソスピタに捧げられました。訪れる人々は、この女神が古代ローマの宗教生活においてどれほど中心的な存在であったかを感じ取ることができます。
遺跡はパラティーノの丘にある他のローマ遺跡の中にあり、フォルム複合施設の正面入口からアクセスできます。地形は不均一で急な斜面もあるため、丈夫な靴を履いてください。
神殿の元々の柱とエンタブラチュアの一部が、サン・ニコラ・イン・カルチェレ教会の南壁に組み込まれています。これは、ローマの石が何世紀にもわたって新しい建造物に再利用されてきたことを示しています。