Doric temple of Segesta, イタリア、シチリア島カラタフィーミ=セジェスタにある古代ギリシャの神殿。
セジェスタのドーリア式神殿は地元産のトラバーチン石灰岩を用いた周柱式六柱神殿で、短辺に溝のない柱が6本、長辺に14本、計36本が立ち、高さは約9.33メートル。 stylobateは三段のcrepidomaの上に約26×61メートル。周柱列、architrave、破風はすべて残るが中央のnaosはなく、内壁と上部構造は粗い石のままである。
建設は紀元前417年頃、すでに紀元前500年頃から聖地であった場所で、セジェスタがアテネと同盟していた時期に始まった。紀元前4世紀末に都市がカルタゴの支配下に入ったためか、神殿は一般に未完成とされる。18世紀には王室建築家カルロ・ケンキが最初の修復を行い、ゲーテの訪問によってグランドツアーの目的地の一つとなった。
カラタフィーミ市立図書館に所蔵される長さ75センチ、高さ21センチの石灰岩の台座には、ギリシア語碑文が刻まれている。ティッテロスの子ディオドロスが、アプロディテ・ウラニアの巫女であった妹ミニラの像を捧げたと記す。神殿付近で見つかり、祀られた神を示す。ディオドロスとティッテロスの名はセジェスタで一般的である。
神殿は古代都市の西、城壁の外にある丘の上に建ち、徒歩で向かう。地面は斜面の草地と砂利である。現存する周柱列、エピスティル、破風は揃っており、柱列の周りを歩いて回れる。遺跡はトラーパニ県カラタフィーミ・セジェスタの考古学地区にある。
2020年、公園管理者は神殿付近で見つかったギリシア語碑文を公表した。現在はカラタフィーミ市立図書館にあり、紀元前2世紀の長さ75センチの石灰岩製台座で、ティッテロスの子ディオドロスが、アフロディテ・ウラニアの巫女だった妹ミニラの像を捧げたと記す。崇拝された神を示す。