Terme della Rotonda, シチリア島カターニアのローマ浴場遺跡と考古学公園
ロトンダ浴場は、シチリア島カターニア中心部にあるローマ時代の温水浴場複合施設で、古代の入浴施設を構成していた9つの異なる部屋の遺構が残っています。見える構造物は、水がさまざまな部屋を移動して、利用者に異なる温度を生み出していた様子を示しています。
この複合施設は1世紀から2世紀の間に建てられ、3世紀に大幅に拡張されました。中世には教会に転用され、この変化が構造を長期間保護するのに役立ちました。
この複合施設は後にサンタ・マリア・デッラ・ロトンダというビザンチン教会に変わり、中世とバロックのフレスコ画が今日も内壁に見られます。これらの絵画は、何世紀にもわたってさまざまな礼拝者のコミュニティによってこの空間がどのように使われ、形作られてきたかを示しています。
この遺跡はローマ劇場とオデオン座に近いので、市内中心部の古代遺跡を巡る散歩道に自然に組み込めます。入場は無料で、遺跡は時間制限なく自分のペースで見学できます。
9世紀から16世紀の間、敷地は墓地として使われ、現在も古代の浴場構造の中に多くの墓が見られます。異なる時代が重なり合うことで、ローマと中世の遺物が文字通り同じ空間に並んでいます。