Roman Odeum of Taormina, イタリア・タオルミーナの古代ローマ劇場
タオルミーナのローマ・オデオンは、舞台、オーケストラ、5つのセクションに分かれた観客席の3つの主要部分を持つ小さな古代劇場です。遺構からは、かつて構造の各部分がどのように機能していたかを知ることができます。
この劇場は、紀元前21年頃、タオルミーナがアウグストゥス帝の下で軍事植民地として設立されたときに建てられました。この都市が戦略的な入植地として発展していたローマ時代初期にまでさかのぼります。
この小さな劇場では、音楽公演や朗読会が開かれ、市内の裕福な住民たちの社交の場となっていました。こぢんまりとした規模と限られた座席数は、一般大衆ではなく、選ばれた観客のために設計されたことを示しています。
この遺跡は、サンタ・カテリーナ教会の裏手、コルヴァヤ宮殿の近くにあり、簡単に見つけることができます。混雑することはめったになく、古代の石を間近で見ながらゆっくり歩くのに適しています。
地元の鍛冶屋アントニオ・バンバラが1892年6月5日、自分の敷地を掘っているときにこの劇場を偶然発見しました。この偶然の発見により、何世紀にもわたって隠されていたローマ時代の歴史の一片が明らかになりました。