House of the wooden partition, イタリアのエルコラーノにあるローマ時代の住宅
木製間仕切りの家は、エルコラーノにあるローマ時代の住居で、アトリウムとタブリヌムを隔てる大きな木製の壁があります。間仕切りは3つの部分に分かれており、各部屋にランプを取り付けるための青銅のスタッドが付いています。
この建物は西暦79年のヴェスヴィオ火山の噴火で埋もれ、約2000年にわたって火山泥の下に保存されていました。20世紀の発掘調査により、驚くほど完全なローマの家として再び姿を現しました。
内部の壁には劇場の場面を描いたフレスコ画が展示されており、裕福なローマの家庭がどのように芸術を使って生活空間を飾ったかを示しています。これらの絵画は、ここに住んでいた家族の趣味と、熟練した職人へのアクセスを明らかにしています。
この住居はヘルクラネウムの中央浴場の近く、第3街区に位置し、遺跡内で簡単にアクセスできます。その位置から、同じ地区の周囲の家々との関係を確認できます。
際立っているのは、内部の部屋を互いに隔てていた元の木製の壁が、例外的に保存されていることです。これほど保存状態の良いローマの木工品は、遺跡ではめったに見つかりません。