St. Veit am Bichl, イタリアのタルチュ近くの丘の上にあるロマネスク様式の教会
聖ファイト・アム・ビッヒル教会は、タルチュ近くの標高約1076メートルの丘の上にあり、高い石壁に囲まれたロマネスク様式の教会です。細長いロマネスク様式の塔が建物のそばにそびえ、この場所の特徴を形作っています。
この教会は11世紀にキリスト教以前の神聖な場所に建てられ、今も1499年のエンガディン戦争の際の焼け跡が残っています。その建設の歴史は、中世初期の起源とその後の芸術的変容をつなぐものです。
北壁には、聖ファイトの生涯を描いた1500年代の絵画が展示されており、後陣には、この教会の長い芸術的伝統を反映したより古いロマネスク様式のフレスコ画があります。
この教会は通常施錠されており、鍵はタルチュの地元の家族が管理しています。夏季には見学ツアーが開催されるため、事前に尋ねるか、訪問時間を調整するとよいでしょう。
ゴシック様式の翼祭壇には、かつて彫像が置かれていましたが、1958年に盗まれ、50年以上後の2011年にミュンヘンの美術商から回収されました。この長い旅路は、遠隔の山岳地帯における宗教芸術の脆弱な立場を浮き彫りにしています。