Spoletium amphitheatre, イタリア、スポレートのローマ円形闘技場
スポレティウム円形闘技場は、アンフィテアトロ通り沿いに、歩廊構造のアーチが10個見える、約115メートル×85メートルのローマ時代の建造物です。遺構は現在の建物に組み込まれていますが、カゼルマ・ミネルヴィオやその他の近くの場所からその一部を観察できます。
この円形闘技場は、紀元後10年頃にローマの城壁の外に、公共の娯楽や剣闘士の試合のために建設されました。何世紀にもわたって様々な支配者によって再利用され、特に545年頃にはトティラによってゴシック様式の要塞に変えられました。
サン・グレゴリオ・ミノーレ教会は12世紀にここに建てられ、宗教的な建物が古代の建造物の上に重なるようにして建てられたことを示しています。今日でも、この場所の壁や配置に、古いものと新しいものが重なり合う様子を見ることができます。
遺跡は市内のいくつかの場所から見ることができます。最良の眺めはカゼルマ・ミネルヴィオ周辺で、構造の良い眺望が得られます。修復作業の進行状況によってアクセスが変わるため、訪れる前に現地のガイドや情報を確認するとよいでしょう。
14世紀にロッカ・アルボルノツィアーナ要塞が建設されたとき、円形闘技場の石がその建設に再利用され、古代の建造物が材料の供給源となったことを示しています。これは、中世の都市で古い建物が解体されて新しい建物を建てる際によく見られた慣行です。