Museo Nazionale del Bergamotto e del Cibo, イタリア、レッジョ・カラブリアの専門博物館
ムゼオ・デル・ベルガモットは、レッジョ・カラブリアにある専門博物館で、この海岸沿いのごく限られた地域でのみ栽培されるかんきつ類、ベルガモットの歴史・栽培・産業加工を紹介しています。フィリッピーニ通りの海岸近くに位置し、果皮から精油を抽出するために何世紀にもわたって使われてきた道具・写真・機械類を展示しています。
レッジョ・カラブリア海岸でのベルガモット栽培は18世紀にさかのぼり、精油の抽出がこの地域の主要な経済活動となっていきました。1844年には、ここでオイル抽出のための最初の機械式プレスが発明され、天然スポンジを使って果皮から果汁を吸収する旧来の手作業方式に取って代わりました。
博物館内の香水専用の部屋では、専門家がベルガモットの皮からどのように香りのエッセンスが作られるかを実演しています。この体験を通じて、農業生産にとどまらず、日常生活の中に深く根ざしたこの果物の存在感を肌で感じることができます。
博物館は月曜から土曜まで開館しており、日曜は事前予約が必要です。午前中に訪れると昼休みの閉館前に時間を有効に使えます。グループや家族連れでワークショップを希望する場合は、事前に博物館に連絡しておくとよいでしょう。
レッジョ・カラブリア産のベルガモット精油はヨーロッパの原産地呼称保護を取得しており、本物の製品はこの特定の海岸地域からしか生産できないことを意味します。博物館の専用コーナーでは、世界中のマスター調香師がこのオイルをベースノートとして使い、地中海の個性を映し出す香りを生み出す方法を紹介しています。