石清水八幡宮, 京都府八幡市にある神社
石清水八幡宮は、日本の八幡市にある神社で、男山に広がり、国宝および史跡に指定されています。建築様式は八幡造で、特徴的なのは、屋根付きの回廊で結ばれた内殿と外殿が一体となった構造です。
空海の弟子で南都大安寺の僧であった行教は、859年に豊前国の宇佐八幡宮で「都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」との神託を受け、清和天皇が男山に社殿を造営したのが始まりとされます(860年とする史料もあります)。源義家は7歳で当宮にて元服して「八幡太郎」を名乗り、寛永11年(1634年)には徳川家光が主要社殿を再建しました。
石清水の名は男山の中腹から湧く泉に由来します。1868年まで仏式で行われた放生会は石清水祭と改称され、葵祭・春日祭と並ぶ日本三大勅祭の一つとして続いています。正面には黒と赤の日本語文字が入った白い幟が掛かります。
参拝者は、京阪電鉄で石清水八幡宮駅まで行き、そこからケーブルカーか徒歩で山頂へ向かいます。徒歩の場合は、森林の中を約15分歩き、周囲の景色をゆっくりと眺めることができます。
この神社には、2005年の宝物調査で発見されたインドネシアのクリース(短剣)が収蔵されており、後に京都国立博物館で展示されました。この発見は研究者を驚かせ、日本と東南アジアの歴史的なつながりがまだ十分に解明されていないことを示しています。