伏見稲荷大社, 日本・京都市伏見区の稲荷神社
伏見稲荷大社は、京都市伏見区、標高233メートルの稲荷山西麓にある稲荷信仰の総本宮です。楼門と1499年に再建された本殿の後ろから千本鳥居の参道が山腹を登り、黒い台座を持つ朱色の鳥居が約800基並びます。柱の外側には寄進者の名前が縦に記され、梁には黒い金属製の灯籠が下がります。
この神社は711年に秦伊呂具によって創建され、平安時代には皇室の庇護を受ける重要な場所へと成長しました。965年には村上天皇から高い地位を授けられ、日本の宗教生活における役割が増大しました。
稲荷信仰の中心地であるこの場所では、狐の像が神の使いとされ、しばしば米や硬貨などの小さなお供え物が置かれます。参拝者が神社の前で祈りを捧げ、お線香を焚き、願い事を書いた小さな絵馬を掛ける様子を見ることができます。
参道を一周すると約3〜4時間かかり、コースによっては登りがきつい箇所もあります。山のふもとには休憩所や飲食店があり、登る前後に利用できます。
参道沿いにある約一万基の鳥居には、それぞれ奉納した企業や個人の名前と奉納日が刻まれています。このコレクションは日本全体で最大級の奉献鳥居群であり、信仰と商業的支援の密接な結びつきを示しています。