浜松城, 浜松市中央区にある日本の城
浜松城は、静岡県浜松市中央区にある日本の城で、三方ヶ原台地から立ち上がる石垣が特徴です。城域にはいくつかの曲輪があり、基部では自然石を削ったり形を整えたりせずに積む伝統的な工法が見られます。
徳川家康は1568年12月にこの地を掌握し、旧引間城を自身の軍事拠点としました。1586年まで滞在し、その後、駿府城に本拠を移しました。
地元の人々はこの城を「出世城」と呼んでいます。多くの城主が後に政府で高い地位に昇ったからです。この出世との結びつきが、城が世代を超えてどのように記憶されてきたかを形づくってきました。
再建された三層の天守には、現在、藩時代の資料を収めた博物館があり、太平洋方面の眺望が得られます。周囲の公園は散策に適しており、歴史的遺構と緑地がつながっています。
石垣の基部には、自然石を切断や研磨せずに直接積み上げる野面積みの技法が見られます。この当初の工法が日本でこれほどはっきりと見られる城は多くありません。