凌雲閣, 東京・浅草にあった、破壊された塔
凌雲閣は浅草にあった12階建ての高層建築で、赤レンガと木造の骨組みでできており、高さは約52メートルでした。八角形の外観は上に向かって細くなり、各階に電灯が備えられ、上部には開放的な展望台がありました。
スコットランド人技師ウィリアム・K・バートンがこの塔を設計し、1890年11月11日に開業しました。日本初の西洋式高層建築となりました。1894年の地震で損傷しましたが、鉄骨で補強され、1923年の関東大震災で解体されるまで存続しました。
この名前は「雲を凌ぐ塔」という意味で、当時の人々が進歩を空に向かって届くものと見なしていたことを反映しています。凌雲閣は輸入品の買い物スポットとして、また芸者美人コンテストなどのイベント会場としても利用されました。
現在、この場所への立ち入りは難しく、元の構造物の基礎部分だけが残っており、近くの工事中に時々見ることができます。かつて歴史的な建物があった場所には、現在スーパーマーケットが建っています。
画家の小川一真が開業時にイラストを制作し、そのイラストは現在も近隣の現代的な建物の複製として見ることができます。元の基礎の一部は数年前に近くの発掘作業中に再発見され、構造がどれほど深く地面に固定されていたかを示しています。