皇居三の丸尚蔵館, 皇居東御苑内にある美術館。和歌・絵画・工芸品などを収蔵・展示。
三の丸尚蔵館では、皇室が所蔵してきた美術品を、年間を通じて展示替えしながら公開しています。日本の伝統的な絵画、彫刻、装飾工芸品を合わせて展示し、日本美術史のさまざまな時代を概観できるようにしています。
この博物館は、1989年に天皇と皇后が個人の美術コレクションの大部分を日本国に寄贈した後、1993年に開館しました。その後、秩父宮妃の遺品や三笠宮家のコレクションなどが追加されました。
このコレクションには、金の顔料で中国の獅子を描いた16世紀の六曲屏風が含まれています。また、13世紀後半にさかのぼる鎌倉時代の絵巻物で、歴史的な出来事を描いたものを見ることができます。
建物は皇居東御苑内にあり、大手町駅から大手門を通って徒歩約5分です。展示は年に数回入れ替わるので、季節を変えて訪れると新しい展示に出会えます。
多くの訪問者が見落としがちなのは、展示されている品々はかつて皇室が非公開で所蔵していたもので、寄贈されて初めて一般公開されたということです。つまり、かつて宮殿の壁の中にあったものを、今は誰でも見ることができるのです。