イシク・クル, キルギス、イシク・クル地方の高山湖
イシク・クル湖はキルギスのイシク・クル地方にある塩湖で、天山山脈の山々に囲まれています。水はターコイズブルーで、東西に約180キロメートル、幅は最大60キロメートルあります。
紀元前2世紀から15世紀まで、シルクロードの隊商がこの湖のほとりを休憩地点として利用しました。7世紀には中国の巡礼僧玄奘が旅行記の中で「偉大な冷たい海」と記しています。
名前はキルギス語で「温かい湖」を意味し、寒い時期でも水が凍らないことに由来します。両岸のビーチには夏になると家族連れが集まり、浅い入り江で泳いだり、小石の浜辺でピクニックを楽しんだりします。
北岸の方が宿泊施設やレストランが多く、観光客向けの設備が整っています。南岸は静かです。水は6月から9月まで澄んでいて泳げますが、それ以外の季節は凍らないのに冷たいままです。
冬の気温が氷点下になっても、塩分と湖底の熱活動のため、水は決して凍りません。地元の伝説には、水面下に沈んだ集落の話があり、考古学調査隊が何十年も探し続けています。